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毎日の勉強を習慣化することが出来る & 子供が自立するきっかけにもなる!
子供が小学生になり、リビング学習コーナーを新設しようかな?と考えている人は多いと思います。我が家でも、上の子が小1になった時にリビング学習コーナーを作り、今年下の子が小1になったので学習机を増設しました。
今回は、1年間リビング学習をしてみたメリットや、リビング学習コーナーの作り方のコツなどをご紹介します。
Contents
リビング学習コーナーをオススメするメリット2つ
メリット➀ 毎日の勉強が習慣になる
我が家では、母が夕飯の準備をしている間に宿題&勉強をするという決まりにしています。でも勉強が習慣化していないうちは、親の手助けが必要。毎日の勉強を習慣付けるためのリビング学習のいいところを挙げてみました。
取り掛かりのための声掛けができる
特に小学校入学間もない頃は、「連絡帳は?」「宿題はある?」「音読聞いてあげるよ」など細かく声かけしないとなかなか取り掛かりません。
この時にリビング学習コーナーがあると、近くで声掛けができて、実際に学習している様子を見れるので安心です。
緊張感を持つことができる
子供部屋で一人で勉強していると色々な誘惑があり勉強を始めた後でもついつい遊んでしまうことも…。
リビングでの勉強は常に親の目があるので、子供も緊張感を持って勉強に取り組めます。
わからないところをすぐに聞ける
わからないところがすぐに聞きに行けることで、モチベーションを下げずに勉強できます。
いつでも褒めてあげられる
子供の集中力が切れてきたら、「算数楽しそうだね!」「真剣にやっているね!」など声掛けしてあげてください。子供も「お母さんがちゃんと見ていてくれる」と嬉しいようで、決められた時間内は集中的に勉強に取り組むことができています。
ほどほどでOK
とはいえ、まだまだ小学校1年生。集中力はそんなに長くは続きません。30分が限界かな。
でもコツコツ毎日30分勉強を続けることで、【夕ご飯の前は勉強タイム】という習慣が定着することが大事なのです。
30分でも難しい!という方は、「15分だけ。」や「学校から出た宿題をやるだけ。」でも全然いいと思います。
リビング学習コーナーの本当の目的は、”勉強すること”ではなく、”勉強する習慣をつけること“だと思います。
メリット➁ 子供の自立心が芽生える
リビング学習コーナーを作る前
我が家は年子ということもあり、上の子をあまりお姉ちゃん扱いをしてきませんでした。「お姉ちゃんでしょ!(我慢して)」というお願いをしたくなかったのです。
そのおかげで姉弟ほぼ平等に育てられたのですが、一方、「学年がひとつ上だから弟の見本になる」という意識がほとんどなく、一人で小学校に入学した時もなんで自分だけ小学校に行かなければいけないのか…と不登校気味になったこともありました。
この時上の子に足りていなかったのが明らかに”自立心”。自分の力だけでやってみるという気持ちが少なかったのです。
その頃は上の子に学習机も買ってあげておらず、ダイニングテーブルで勉強していました。
そこで、「あなたは弟と違ってもう小学生なんだよ」「自分のことは自分でやろう」「弟の見本になってね」というメッセージを、遅ればせながらいろんな方法で伝えることにしました。
その中の一つが”リビングに学習机を新しく買って置くこと”。
リビング学習コーナーを作った後
これまでみんなで使っていたリビングというスペースに、新しく自分のスペースができたことで、上の子は明らかに自分のテリトリーを意識しました。「ここは自分だけの場所」と。
それからは、その自分だけの場所にお気に入りのモノを並べたり、汚くなったら自ら片付けてキレイにしたり、責任を持って管理しています。
振り返ってみると、「私の机を片付けておいて」とお願いされたことも1度もありません。
それを考えるとしっかりしてきたなぁ、としみじみ感じます。自分でやらなきゃ=自立心がしっかり芽生えたんです。
実は1年経っても学習机で勉強することは半々くらいなのですが…(ダイニングテーブルでやったり床に寝っ転がったり色々。勉強してればまずはOKという感じ)、我が家はそれでもリビング学習コーナーを作ってみて本当に良かったと思います。
リビング学習コーナー 作り方のコツ
今年、下の子も無事小学生になり、学習机を買い足しました。
そしてこれを機にランドセル&学用品置き場も新設して、リビング学習コーナーが完成しました!
ここではリビング学習コーナー作りのコツをご紹介します。
ゾーニング
ここが1番大事なところ。リビングの中で子供専用にする場所を決めてください。
できれば家族と共有ではない、子供だけの場所がいいです。
もうひとつのポイントは、動線を意識すること。
子供が学校から帰ってきて、いつも通る通り道に作るのがベスト。部屋の1番奥に作ったりすると、辿り着く前に床にランドセルを置いてしまうかもしれません。
どこがいいか悩む時は、一度子供に「どこが1番使いやすい?」と聞いてみてください。
我が家では、リビングのおもちゃ置き場をそのままリビング学習コーナーとしました。
場所はリビング入ってすぐのスペースです。キッチン→ダイニング→学習スペースとなっており、母が料理をしていてもよく見えます。
学習机とランドセル&学用品置き場
子供専用のスペースに合わせ、学習机とランドセル&学用品置き場を決めましょう。我が家はおそろいのデスク2つと、2人分のランドセル&学用品置き場を作りました。
学習机は、つなげても単体でも使えるツインデスクというもの。
将来一人ずつの子供部屋に移る時にも持っていけるよう、このタイプにしました。
オール組み立て式だったのですが、組み立てが結構大変だったのと、自分で組み立てたせいか引き出しがちょっとガタガタするのが気になるところ。でも使う分には全く問題なく、おしゃれで気にいっています。
しっかりした本格的デスクがいい人は、完成品(半完成品でも)の方がオススメです。
\単体でも買えます/
ランドセル&学用品置き場は、何にしようかと悩んでいたのですが、これまで使用頻度が少なかったハンガーラックを組み直して棚にしました。
1番下の棚は弟用。真ん中は姉用。1番上は共有で本やお勉強グッズ。
ランドセル置き場は、引っ掛けるものではない方が使いやすいです。引っ掛けるのって一手間あって大人でも面倒に感じてしまうもの。特に子供ならただ置く、くらいの簡単な収納方法がベストです。
棚の幅も狭すぎると入れづらいので、広めにとってあげましょう。
また学用品入れも仕切りなどないものがいいです。学校で使うものはとにかくこの中!と言って全部まとめて入れてしまいましょう。キレイにしまうことよりも、まずはこのスペースに自分のものを置くことを目標に、出来るだけ小学校低学年のレベルに合わせた簡単な収納システムを作ってあげましょう。
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兄弟でリビング学習をするコツ
リビング学習するときに、年が離れた兄弟がいる場合どうしたら良いのか、お悩みの人もいるかもしれません。
実はリビング学習って、年は関係なく兄弟にとても良い影響を与えられるんです。
それは、上の子がリビングで決められた時間に勉強するのを下の子が見ることで、実際やっていなくても習慣として刷り込まれること。
兄弟それぞれに勉強の習慣をつけるには、上の子を見本として下の子にも勉強時間の大切さを小さいうちから教えてあげるのがいいと思います。
勉強の時間は上の子中心にしてあげて、テレビも消し集中させてあげます。
下の子には、「お姉ちゃんはお勉強中だからね」と教えてあげてください。
小学校低学年くらいまでは、集中力的にも1日30分〜1時間くらいまでが自宅学習に取れる時間かなと思います。
このくらいの時間であれば下の子にはおもちゃで遊んでもらったり、音無しの動画を携帯で見せてあげたり。
年中さんや年長さんになってくると、自分もお勉強をしたくなるかもしれません。その時は迷路のドリルをやってもらったり、タブレット学習も楽しく勉強できるグッズとしておすすめです。
我が家の体験談
我が家の下の子は、姉が学習机を買ってもらって勉強するのをそれはそれは羨ましがり、自分の学習スペースができたことにも大喜びでした。タブレット学習も姉の真似っこで一生懸命やっていて、小1になったばかりなのに足し算引き算も姉と同じくらいできるんです(驚)。
姉は姉で、弟が勉強していると近くに寄って行って教えてあげようとします。お姉ちゃんぶりたいんですねぇ。でも”記憶の定着”って、勉強して新しいことをインプットした時ではなく、アウトプットした時に起こるんです。なので、自分の知っていることを誰かに教えてあげるという行為は、学習したことを確実に覚えられるということ。
姉も弟もライバルのように勉強することで高め合え、相乗効果が発揮できているような気がします。
▼我が家が使っているスマイルゼミ。気になる人は資料請求してみてください。
リビング学習のまとめ
リビング学習にはメリットがたくさんあることがわかりました。
- 勉強が習慣化できる
- 子供の自立心を養える
- 兄弟で勉強することで相乗効果が得られる
リビング学習コーナーを作るのに迷っていた方も、ぜひ前向きに検討してみてほしいなと思います。
特に小学校低学年のお子さんの場合は、親とコミュニケーションをとりながら学習することで、孤独感を感じずに楽しく勉強できると思います。
また、リビング学習コーナーを雑多な空間にしないコツとして、”モノをなるべく増やさず、リビング学習コーナーに収めるようにする”を心がけてみてください。
モノが多くなってしまった時には、【リラックスホームが大事にしていること】を参考に、片付けにもチャレンジしてみてくださいね。