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予算4000円、作業時間2時間(乾燥時間除く)でできた
片づけのブログなのになんでDIY〜?って感じですよね〜
実は我が家のリビングにはソファーとテレビがあって、その真ん中にちゃんとテーブルがありました。
そのテーブルは、
①子供達が朝ごはんを食べる、
②子供達がお絵描きや折り紙をする、
という2大役割を担っていたのですが、朝ごはんを食べる時に、毎朝何かしらお絵描きグッズが乗っている状態でした(つまり片付いていない)。
そうなると朝から「テーブル片づけてくださーい」と子供達に言わなければならず、朝から子供達も私も機嫌が悪くなる始末…。
毎晩キチンと片付けて何もない状態にできれば一番いいんでしょうけど、まだそこまで完璧にはできない7歳6歳。。
そのため、お絵描き用テーブルと食事用テーブルを分けることにしました!
今まで使っていたテーブルはお絵描き用テーブルとして、おもちゃ棚の前へ移動。
そして新しく食事用テーブルを導入することにしました!(前置き長くてすみません…)
Contents
じゃあなんでDIYなの〜?
ね。買えばいいじゃんってね。
でも欲しい形のテーブルが売ってなかったんですっ!というか売っていたけれど、高かったんですー!
コチラ私の理想のテーブルの条件です↓
- 2WAYで横置きと縦置きができる
- 横置きの時は、床に座って食事できるくらいの高さ
- 縦置きの時は、ソファーに座ってノートパソコンができるくらいの高さ
- 中段が付いていて、ティッシュ&ウェットティッシュが置ける
つまり、こういう形!↓
そうです。理想のテーブルはただのコの字型。
これはDIYで作りやすい!しかも中段付きだと安定感増すしね!ということで、自分で作ってみました。
材料を揃えよう!
テーブル作成の工程は2つ。必要なものは以下の通り。
木材をテーブルの形に組み立てる | 木材1680円、木材カット150円
サンドペーパー324円、ネジ108円 |
テーブルに色を塗る | 木材塗装1500円、ハケ108円
サンドペーパー108円 |
合計 3978円でした!
では詳しく…
✔︎ 木材1680円:
カインズのSPF材、サイズ(約)19x286x1820mm。これを3つにカットして使いました。
SPF材は、柔らかいので加工しやすく、塗装にも向いている木材です。
✔︎ 木材カット150円:
直線1カット50円です。今回は3カットなので150円。
✔︎ サンドペーパー216円:
つまりヤスリです。
100均でも売っていますが、DIY FACTORYというお店で以前購入したものを使用。
必要な番手は#80、#180、#320。番号が低い方が目が粗く、高い方が目が細かいです。
✔︎ ネジ108円:
こちらも100均で購入。
半ネジという、ネジが半分しかないタイプは意外にも材料同士を引き寄せる力が強いそうでオススメ。
また木材の厚さが19mmなので、ネジの長さは40mmくらいあった方がいいです。
✔︎ 木材塗装1500円:
白木のままでは、水に弱く傷みやすいので塗装は必要です。
今回はオスモカラー ワンコートオンリーという塗料を使いました。
オスモカラーにした理由は、
・安全性が高い(テーブルなので重要)
・1度塗りでOK(2度塗りは面倒だし時間がかかる)
・浸透するタイプで木の呼吸を妨げない です!
当初はワックス+ニスにしようかと思いましたが、オスモカラーにした理由と真逆になってしまうので却下。
オスモカラーは値段が高めなのですが、今回はメルカリで安く購入してみました!
小さいテーブルだし、薄く伸ばすので100mlあれば十分です。
色もたくさんあります!今回はパインを使いました。
✔︎ ハケ108円:
こちらも100均で購入。
本当は硬いハケが良いのですが、節約のため今回は安いものにしました。
✔︎ サンドペーパー108円:
#400を用意してください。
塗装後に表面をなめらかにするために使います。
✔︎ あと必要な物:
・ウエス、使い古しの布(塗料を拭きます)
・ミニトマトのパック(塗料を入れるトレイの代わり)
・新聞紙(下に敷きます)
・手のひらサイズの木材(サンドペーパーを巻きつけて使います)
これで準備はOKです!
100均とホームセンターに行けば材料が手に入ります。
近くにホームセンターがないよ〜という人は、カインズのネットで木材が買えますし、カットもしてもらえます!
いよいよ組み立て!の前に大事なこと
これは本当に大事です。それはヤスリ作業!
とても地味でとても時間がかかってとても木屑がすごい、あの、ヤスリ作業です!
ホームセンターで切ってもらった木材は、当然何の加工もされていないので表面がザラザラです。
加えて切ったところにバリが出ています。
このままだと、手にトゲが刺さるし、塗装も綺麗にできません。
そこで、荒目のサンドペーパーから順番にヤスリをかけていきます。
まずは#80でバリを取ったり、表面のザラザラや凸凹をならす作業。
手にトゲが刺さらないような状態になったら、次は#180。
これも頑張って、全体をぽこぽこはあるけどするっとするね、くらいまでヤスリます。
最後は#320で表面をなめらかに。これでサラサラ〜っとしたスムーズな感触が得られます。
ちなみに余裕があれば#400も。
#400をかけ終わると、ナデナデが止まらないくらい表面がなめらか〜になっています(^ ^)
ここでヤスリ掛けのコツです。
・木目に沿ってかけること!木目と垂直にかけるといつまであってもなめらかになりません。
・サンドペーパーは、片手サイズの木材に巻きつけて使うと、ヤスリ掛けがしやすいです。
・サンドペーパーは必ずしも#80、180,320である必要はありません。ただ荒目#80くらいから、倍倍の番手で掛けることで綺麗に仕上がります。
ここで、ヤスリ掛けをおろそかにしてしまうと、塗装が綺麗にできないし、使っている時の手に馴染みやすさが全然違います!
なので頑張って掛けてください!
特に木材に木目が大きく出ていると、なかなか滑らかにしづらいです。木目が少ないものを選んだほうが無難かもしれません。
※ ヤスリ掛けに絶望を感じたため、後日電動サンダー(電動のヤスリ掛けしてくれる機械)を購入しました!しかも集塵式!使い心地は後日UPします(^ ^)
やっと組み立てます!
今回は二人がかりでやりました。一人が板を持つ、もう一人がネジを打ち込む、という担当です。
組み立て方は↓のとおり。
- 天板と脚をつなげる。ネジは3箇所で、両端を打ってから真ん中。
- もう一方の脚を天板とつなげる。ネジは同上。
- 中段と両脚をつなげる。ネジは左右それぞれ3箇所。この時、天板との間をティッシュが入って引き出せるくらいに調節した。
ネジは電動ドライバーでやりましたが、手動でも大丈夫です。
電動ドライバーでやる時は、あらかじめ下穴を開けておいた方がいいです。
ネジ打ちは少し角度がずれると板の側面を突き破って出てきてしまうので…なるべく下穴で軌道を決めておいた方が失敗が少ないです。
また、下穴を開けるときにはネジの直径よりも小さいものを!
前に一度、ネジ直径よりも大きい下穴を開けてネジスカスカ事件を起こしてしまったので…。気をつけて下さい(^ – ^;;)
これで最後!塗装です!
やっとテーブルの形になりましたね!最後は塗装です〜。
本当に気に留めてほしいことは、「オスモカラーはびっくりする位、薄く塗る」ってことです。
普通のペンキ塗りの感覚で液体をベトっと乗せてしまうと、木目が見えなくなりせっかくの木目を活かしたアンティーク感が薄れてしまいます。
具体的に説明しますね。
- 新聞紙をひいてテーブルを設置。オスモカラーをよーく混ぜ混ぜ。
- ミニトマトのプラトレイにオスモカラーを少し出します。トレイの底が薄く隠れるくらいで大丈夫。
- ハケにオスモカラーをとります。でも、そのまま乗せない!トレイの端でハケをしごき、余計な液体を取り除きます。(持ち上げた時にポトっと落ちてこない程度)
- テーブルに塗ります!でも液体を伸ばす、というよりはハケをゴシゴシ擦りつけて色をつけるという感じです。結構重労働です。この時、なるべく木口(板の側面の部分)から塗って、大きい面は後に塗りましょう。
- 全体的に色を塗れたら、ウエスで余分な塗料を拭き取ります。だいたい塗ってから20分経過くらいが目安。塗料が多く残っていると乾きにくいし、ムラにもなります。
- 乾かします。オスモカラーによると、乾燥時間は12時間です。
- 乾いたら、仕上げです。再度#400のサンドペーパーで磨きます。これでさらにツルッとした表面になり、手にしっとり馴染むようになります!
これでソファーに合う小さいテーブルの完成です!
実際に使ってみた感想
オスモカラーのパインは、塗った直後は「赤すぎる…」と思ったけれど、時間が経つとくすんだ色になって、アンティーク感が増しました。
いい感じです。
しっかり乾燥させた後は、水をこぼしても色落ちすることなく、かといってシミになることもなく、使い勝手もとても良いです。
特に、中段の効果!ティッシュがいつもここにある安心感〜。
テレビのリモコンもここに置くようにしたので紛失することがなくなりました。
また、以前使っていたテーブルをお絵描き専用にしたため、食事をとるテーブルにお絵描きグッズが持ち込まれることはなくなりました!
このおかげで、毎朝の
「片付けて!」「わかってる!」
という不毛な言い合いもなくなり、平和な朝になりました。
整理収納的にも良いことがありました
今回新しいテーブルを導入したことで、我が家のLDにハッキリしたゾーニングが出来上がりました。
以前は、”遊びスペース”と”軽食&くつろぎスペース”が重なっている部分がごちゃごちゃしがちでした。
ゾーニングの境目が曖昧だったため、モノがあるべき場所になく、あっちゃいけないところにある、ということもしばしば。(上記の言い合いの原因ですね汗)
しかし、ゾーニングの境界がハッキリした今は、モノが混ざることなく、収納場所の近くでモノを使っているという動線になったため、片付けも迷わず楽チンになりました!
テーブルがひとつ増えてしまったのですが、しっかりした目的があって導入されたので問題無しです!
モノを新しく導入するときは、このくらいちゃーんと考えて迎え入れられるのが理想ですね。
大物はもちろん、小さいモノもおろそかにしないように気をつけていきたいと思います!
まとめ
初心者でもできる小さいテーブルが完成しました!
今回DIYをしてみて、良かったことまとめです。
✔︎ 自分が理想とする形のテーブルが作れた
✔︎ 既製品よりも安価で作成できた
✔︎ テーブルを導入した結果ゾーニングがハッキリとでき、片付けが楽になった
ちなみに改善点は、
✔︎ できればテーブル組み立てる前に、色塗りした方がいいかも
ってことでした。
組み立て後はちょっと塗りづらかったりしましたので。
以上です!
皆さんも機会があったらDIYにチャレンジしてみてくださいね⭐️
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